iPhoneフロントパネルについて アイプラス京都アバンティ店
2023/10/13
本日も10時より営業しております。
iPhone即日修理のアイプラス京都店です。
当店はJR京都駅より直結モールのアバンティ地下一階で営業しております。
営業時間は10時〜21時までになります。
飛び込み修理大歓迎です。
ご来店お待ちしております。
TEL:075−748−8757
さて今回はiPhoneのフロントパネルについて色々お話をさせていただきます。
iPhoneの修理店は正規店と非正規店がございます。
正規店ではいわゆる純正パーツが使用されます。
ただし正規店では修理料金が高いことや、データがなくなること、時間がかかること、飛び込み修理ができず予約が必要な点から数年前から非正規店への修理をされる方が非常に多くなっております。
その影響もあり、現在ではiPhone修理の非正規店が町中、あらゆる場所にお店ができ、今ではどこでも修理ができるような環境になりました。
今回非正規店で使用されるパネルについてのお話です。
純正以外のiPhoneのフロントパネルには様々な種類がございます。
品質が高いものから低いものまでです。
何が良くて何が悪いのか、千差万別ございますが
あくまでも当店の見解としてのご紹介となります。
さて、皆さんが日常でのお出かけ時に電気屋さんなどのテレビコーナーなどでよく見かけるOLEDやLCDといったアルファベット、これは何を表しているのでしょうか?
これは有機EL、液晶の名称です。
OLEDが有機EL、LCDが液晶となります。
この違いは何か、一度調べて見ないとわからないですよね。
有機ELとは有機物に電圧を加えることで発光する現象を言います。
厳密に言えばその現象を利用した発光ダイオードがOLEDと言います。
液晶とは、液状の結晶、物質のことを言い
LCDは液晶ディスプレイそのものを指します。
さて、ここで気になるのはiPhoneのフロントパネルに置き換え、どちらがどう良くて悪いのか、
まずOLEDの特徴はバックライトがないと言う点です。
OLEDのパネルでは黒は光っておらず、消えている状態で表されるので液晶と違い消費電力に少しの差が出ます。
液晶では黒は黒色に光りますので電力の消費はあると言えます。
ただし、この差はごく僅かと言えますのであまり気にするところではございませんね。
次にOLEDは液晶に比べ高画質という点もございます。
基本的にはそう言われますが、個人の見解としては今の液晶ディスプレイも品質はかなり上がっており、素人目で見てどちらがOLEDでどちらがLCDかの区別をつけるのは難しいレベルです。
また、有機EL(OLED)にもデメリットはございます。
焼き付きがおこるという点です。
画面を切り替えてもさっきまで見ていたページの残像が残ってしまう事があります。
これは焼き付きが原因で修復ができないため、画面交換が必要になります。
次に明るさです。
液晶と違いバックライトがございませんので太陽光が画面に反射したり、明るい場所では画面が非常に見えにくくなったりします。
OLEDはLCDの上位互換のように聞こえますが、デメリットが致命傷に感じます。
さて、OLEDとLCDの違いについてはこの辺りにしておきたいと思います。
OLEDは品質が良いものということは分かりましたが、実は落とし穴がございます。
その落とし穴というのはOLEDでもソフトとハードの2種類があるということです。
大きく分けると二つの種類のパネルがありますのでそれをご紹介いたします。
OLEDではソフトタイプのものとハードタイプのものがございます。
一見、ハードタイプの方が硬そうなネーミングですので壊れにくい印象を受けますよね。
ハードとソフト、これは文字通りパネルの一部分の硬さを表したものです。
その一部分というのは発光部分を指します。
パネルは多くのパーツが組み合わさってできています。
発光部分がフィルム製の柔らかいものを使っているのがソフトです。
反対に発光部分がガラス製の硬いものがハードとなります。
この時点でもどちらがいいかは判断が難しいです。
ソフトとハードの特徴をご紹介いたします。
まずソフト、こちらは先ほどもお伝えした発光部分がフィルム製でできていますので湾曲に強く、また、衝撃にも強いとされています。
ちょっとやそっとでは故障しづらいということですね。
色味に関しても純正に近いと言えます。
反対にハードは少しの衝撃で中の発光部分(ガラス製)が割れてしまい画面がブラックアウトしやすいです。
当店でもテストしたことがありますが、少しの衝撃で中の発光部分のガラスが割れて映像が全く映らなくなったことがございました。
表面のガラスはどのパネルもほとんど変わりませんので割れにくいのですが発光部分の中のガラスは非常に割れやすいです。
そしてハードでは画面の色味が黄色かったり青かったりと純正には遠い品質と言えます。
こちらのパネルは品質が悪いと言えますね。
では、OLEDソフトタイプが最高品質と言えるのか?
これは非常に難しいです。
というのも実はOLEDソフトタイプ、ハードタイプ両方に言えるのですが、
どちらも待受画面の右下と左下にあるカメラを起動させるボタンやライトを起動させるボタンのタップの効きが非常に悪いです。
押し感はかなり変わり、うまく押さないと反応しません。
タッチ操作に問題があるケースが非常に多いです。
また、先ほどもお伝えした有機EL(OLED)のデメリットが致命的です。
焼き付きや明るい場所で画面が見えにくくなるのは困りますよね。
これらを踏まえてOLEDでの修理がベストかどうかは判断が難しいと言えます。
とはいえ、一番気をつけないといけないことは
よく、他のお店ではOLED使用などと謳っていますが、ハードでないことを確認することが大事です。
OLED使用していてもハードタイプのパネルではかなり品質が悪いので
それならいっそLCDを使用しているショップの方が断然いいと言えます。
また、基本的にLCDを使用せずOLEDを使用しているお店では修理価格が高く設定されています。
一般的にLCDよりOLEDの方が品質が高いとされていますので、そういった値段設定がされています。
一番怖いのが値段設定がOLED価格なのに安く仕入れができるハードタイプのOLEDを使用しているケースですね。
ここは注意が必要と言えます。
さて、次にLCDについてお話をさせていただきます。
LCDでも実はオンセルというものとインセルというものがございます。
インセルというものは液晶部分にタッチセンサーが入っているものを言います。
オンセルは液晶部分の中ではなく上にタッチセンサーが乗っかっているものを言います。
この違いで言うとオンセルの方がタッチセンサー部分の厚みが出てしまいますので純正のものと比べ少し分厚いパネルになります。
インセルは厚みが変わらないと言えます。
それと、オンセルはインセルに比べ少し暗いという欠点もございます。
ただし、今ではオンセルでもかなり品質が上がっており、素人目では気づかないレベルで
光量チェッカーなどをしないとわからないレベルではありますね。
パネルの厚み自体も気になるような厚みではなく、ほとんどの方がわからないぐらいではないかと思われます。
液晶パネルに関しては数年前からかなり改良が進み今ではかなり安定した高水準なパネルへと進化している印象があります。
また、OLEDでは待受画面の右下(カメラを起動するボタン)と左下(ライトを起動させるボタン)とタッチの効きが非常に悪いとお話ししましたが、LCDではそんなことはなくタッチもかなり良好です。
結論
OLEDの画面は画質がよく消費電力を抑えれる一方で焼き付きやタッチ不良や明るい場所では画面が暗く見えにくいことと、お客様へご提供する修理価格が高額になってしまう点を踏まえて、当店では基本的に高水準な品質で安定感があり、総合力の高いLCDを採用し修理価格をかなり安く提供するということを行なっております。
ただし、ここはお客様第一に考えておりますので、OLEDでのご注文も可能でございます。
LCDと比べてデメリットもありますが、メリットもあります。
また、OLEDを使用しても正規店での修理より断然安くでのお直しが可能となっております。
当店ではお客様のニーズにあったものをご提供いたします。
どのようなことでもまずはアイプラス京都アバンティ店にご相談ください。