バッテリーを劣化させないコツとは??
2024/03/04
先日、iPhone12Proのバッテリー交換のご依頼を頂きました。
iPhone12Proシリーズは、2020年に発売され、その後一年の間販売されました。つまりすでに発売から3年以上が経過しているモデルであり、バッテリー交換の時期に該当するモデルになります。
今回ご来店いただいたお客様は、バッテリーの最大容量が72%とかなり劣化した状態でお持ち込みいただきました。最大容量というのは、新品当時と比較して100%まで充電した時にどれほどの容量になっているかというものをパーセンテージで表記したものになります。目安としては、80%を下回った時点でそのバッテリーはかなり劣化していると言えます。
端末お返しの際に、使い方によって劣化の速度は変化するのか、どのような使い方が劣化を加速させてしまうのかについて質問を受けましたので、今回はバッテリー寿命について解説していきます!!
まず一つ目の質問、「使い方によって劣化速度は変化するのか」ですが、これはまぎれもないイエスです。
iPhoneの使い方はユーザーによってかなり異なるのは周知の事実かと思いますが、それによってバッテリーの寿命に大幅な変化が出るということは知らない人が多いのではないかと思います。
それでは、もっともバッテリーに負荷をかけてしまう行為とはいったいなんなのでしょうか。
それは、充電しながらのゲームや処理情報の多いタスクなどの利用と言えるでしょう。
充電器を挿したままの使用は、基本的にバッテリーを劣化させる原因になります。寝る前に充電しながら使ってしまうかたは多いのではないでしょうか。
充電しながらの場合、バッテリーは充電を溜めながら過酷なタスク処理を求められるため、非常に負荷がかかってしまいます。また、それによって発熱もあるため、発熱に弱いiPhoneのバッテリーはパフォーマンスが低下してしまいます。
そのような習慣の多い方のiPhoneは、短期間で劣化してしまうことでしょう。
また、その他、充電完了後の長期間放置や、炎天下での動画撮影などもバッテリーを著しくて劣化させる原因になりますので、可能な限り控えることが最善です。
もっともiPhoneのバッテリー寿命を延ばすことのできるコツを紹介します。
まず、iPhone15など最新のiPhoneをお持ちの方は、充電が残り60%などであれば、通常使用ならば充電せずとももう1日使用可能です。なるべく充電回数は減らしましょう。
iPhoneSEなどバッテリー駆動時間がもともと長くはないモデルの場合は、高速充電対応のアダプターとケーブルを購入し、お風呂に入っている間や食事中など、寝ている間以外の時間でなるべく100%まで近づけましょう。
純正の専用ケーブルとアダプタを使用した高速充電(iPhoneSEはMax18W)であれば、最短30分で50%まで充電できます。1時間もあれば、70〜80%までたまります。
(参照:https://good-writer.xyz/2020/05/20/iphone-se2-fastcharge/)
そう考えると、寝るまでの間で100%までためることが現実的に思えてきませんか??
高速充電なら、起きてから家を出るまでの時間でも数十パーセント充電することができますので、合計すれば100%には必ず到達すると思います。このように合間をぬって充電することで、使用しながらの充電や過充電などのリスクを減らすことが可能です。
注意点としては、これらはすべて最大容量100%に近い新品バッテリーに対して効力があるもので、すでに劣化してしまっているバッテリーに対してはそれ以上の劣化を遅らせる効果はあるかもしれませんが、充電持ち時間の延長や最大容量の復活は見込めません。
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