iPhoneの基板について
2021/10/21
早くも残暑の陽射しが恋しく感じる本日も、アイプラス京都アバンティ店は平常通り営業しております。
画面のガラス割れ、液晶漏れ、謎の縦線、バッテリー交換、ドックコネクタ(ケーブル差込口)の不調・破損、上下スピーカーの不調・破損、前後カメラの不調・破損、各種ボタンの不調・破損、水没からの復旧作業、データの復旧作業、起動不良からの復旧作業、OSの更新・復元作業、ガラスコーティング、スマホ除菌など、iPhoneでお困りのことがございましたら、是非当店にお任せください。
最短15分から、即日修理、その日のうちにお返し可能です。iPadやAndroid端末の修理も承っております。
イヤホン/ヘッドホン、スマホケース、画面保護フィルム、各種ケーブルなどのアタッチメントも取り揃えております。
iPhoneの修理費用一覧は、こちらからどうぞ
★ 店 舗 ア ク セ ス ★
店舗名 アイプラス 京都アバンティ店
〒601-8003 京都府京都市南区東九条西山王町31 京都アバンティB1F
営業時間 10時〜21時(最終受付は20時、定休日なし)
TEL 075-748-8757
※お問い合わせは、お電話(10:00~20:00)又はメール(24時間受付)からお願いいたします。
※水没修理や起動不良など一部修理におきましては、お見積りにお時間を頂戴することや、ご来店が必要な場合もございます。ご了承ください。
※一部修理の対象外としている機種もございますので、一度ご相談いただければ幸いです。
さて、今回はiPhone修理で頻繫に耳にする「基板(基盤)」について、お話ししようと思います。
とりわけ、水没修理や起動不良などで耳にすることが多い用語ですが、「一体何なのか」を知らないままだと、修理内容等を理解出来ずに損する可能性もあります。
あまりに細かい話まですると凄まじい長文になること必至ですので、今回はギュッと凝縮して、エッセンスだけお話することにします。
iPhoneの「基板」は、正式名称を「ロジックボード(Logic Board)」と言います。
直訳すると「論理の板」ですが、要はiPhoneが動作するために必要な部品の集まりです。
その内訳は、CPU(Central Processing Unit:中央演算処理装置)、RAM(Randam Access Memory:主記憶装置)、ROM(Read Only Memory:読み出し専用メモリ)、様々な端子、微細なチップ、通信系のモジュール、コンデンサ(キャパシタ:蓄電・放電を行う部品)など。人間に例えれば「内臓のアッセンブリ」といったところでしょうか。なんにせよ、これがないとiPhoneはただの金属塊です。
そんなロジックボードは、当然ですが非常にデリケートです。1mm以下のチップが一つ欠けただけで、動作異常を起こします。放熱板や防汚・防塵シートなどの配慮はされているものの、脆いことには変わりありません。
当然電流も流れています。水没や部品自身の劣化、塵や埃によるショート(電流が過剰に流れること、流れることを想定していない個所に電流が流れること)が起きることも珍しくありません。
※結構驚かれますが、修理依頼を下さったiPhoneの中には、塵や埃が溜まっているものもあります。特に多いのは、何度も修理歴があるiPhone8や7以前のモデルです。ちなみに、溜まり易い箇所は上下スピーカーやドックコネクタ、Simカード挿入口の辺りです。この辺りは水も入りやすいので、注意するようにしてください。
また、衝撃や熱に弱いのは言うまでもないですが、過充電や深放電の影響も受けます。さしあたり、電気は血液のようなものですね。流れすぎても、流れなさすぎてもいけないということです。
修理に持ち込んだけれども、「基板にトラブルが発生しているから修復は難しい」との説明を受けた経験がある方は多いでしょう。それだけ修理の難度と費用が高いのです。
とはいえ、iPhoneも消耗品であることには変わりありません。出会いがあれば、いつか別れも来ます。
「1つのモデルを長期にわたって使用したい」という方は、丁寧な使用とこまめなバックアップ(2週間に1回が目安)、適切な修理を施して、ときにはiPhoneを労ってあげましょう。
また、周辺機器(特に充電器関係)もまともなモノを使用するようにしましょう。画面の保護も同じです。
それでも、万が一画面を破損したり、ドックコネクタ(ケーブル差込口)が使えなくなったりというトラブルが起きた時は、是非当店にご相談いただければと思います。
アイプラス京都アバンティ店は、皆様のスマホライフをより良いものにするお手伝いをしております。
些細なことでも、御見積もりだけでも構いません。
皆様のご来店を、心よりお待ちしております。