【Xperiaスマホで】イヤホンを挿していないのにヘッドフォンマークが出る理由
2025/05/02
スマートフォンを使っていて、「イヤホンを抜いたはずなのに、画面上にヘッドフォンマークが表示されたまま」という経験はありませんか?
Androidユーザーの間でこの現象はよく見られ、音がスピーカーから出なくなってしまうなど、日常使用に支障をきたすケースもあります。本記事ではヘッドフォンアイコンが消えない原因や、簡単にできる対処法をわかりやすく解説します。
”イヤホンを挿していないのにヘッドフォンマークが出る”考えられる原因
スマートフォンを日常的に使用していると、突如として「イヤホンを挿していないのにヘッドフォンマークが表示される」といった現象に遭遇することがあります。この問題はAndroid端末で特に多く報告されており、音がスピーカーから出なくなったり、通話中に相手の声が聞こえなくなったりと非常に不便です。
Yahoo!知恵袋でもこのような故障が報告されています。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14220083644
この現象の原因について解説していきます。
多くの場合、イヤホンジャック内部にホコリや異物が詰まっていたり、水分が入り込んでしまうことで、端末が「イヤホンに接続されている」と誤認識してしまっています。
①異物混入・汚れ
ポケットのホコリやカバンのごみなどがイヤホンジャック内部に入り込み、接触不良を起こすケースがあります。
②水濡れや湿気による腐食
湿気の多い場所での使用や水濡れが原因で、ジャック内部が腐食し、回路がショートしてしまうことがあります。
③物理的な破損
スマホを落とした衝撃や、イヤホンの抜き差しを繰り返すことで端子が曲がったり、ジャック基盤との接触が外れることも。
④内部パーツの経年劣化
長年使用していると、金属部の摩擦や劣化で正確な接続ができなくなります。
AndroidOSの不具合や、一部のアプリがオーディオ設定を誤って制御しているケースもあります。
イヤホンジャックの故障かどうか確認する方法
故障かどうかの確認方法やご自身でできる応急処理についてご紹介します。
以下の方法でイヤホンジャックの故障かどうか判断できます。
①他のイヤホンを使ってみる
別のイヤホンでも同じ症状が出る場合、イヤホンではなくジャック側に原因があります。
②ブルートゥースでは正常に音が出るか確認
ブルートゥースでは問題なく音が出るのに、スピーカーからは出ない場合はジャックの故障の可能性大。
◉ブルートゥースイヤホンの活用もおすすめ
最近のAndroidスマホはワイヤレス接続に最適化されており、音質や接続の安定性も向上しています。充電の手間もありますが、ジャックの故障のリスクを回避できる点でメリットがあります。
③スマートフォンを再起動してみる
一時的な不具合の場合、再起動で改善する場合があります。電源を一度切ってみましょう。
・綿棒やエアダスターでイヤホンジャックを清掃する
・ドライヤー(冷風)で乾燥
・オーディオ切替アプリの使用
Xperia1Ⅴのイヤホンジャックの接続不良修理のご依頼
Xperia1Ⅴでイヤホンジャックにイヤホンを挿した瞬間「バッチ」という音がなり、その後から不具合が出てきたということです。
「イヤホンをスマホから外しても、ヘッドフォンのマークが消えず、YouTubeを再生する際も音が出ず、Bluetoothイヤホンに接続すると音が聞こえる」と当店にお持ち込みいただきました。
【今回の原因】
今回は、イヤホンジャックの物理的破損が原因でした。
イヤホンジャックの物理的破損は、イヤホンの抜き差し時の衝撃や無理な力が加わることで内部の金属端子が曲がったり折れたりするなどの減少です。
端子が故障すると、ヘッドフォンマークが消えなくなるなどの不具合が発生します。
バチッという音がした場合は、内部のショートや断線の可能性もあるため放置せず早めに修理を行うことがおすすめです。
【修理内容】
イヤホンジャックのパーツ交換を行い、イヤホンも接続されYouTubeの音も聞こえるようになりました。
修理時間は40分で作業完了です。当店なら壊れている箇所のみの修理が可能なので費用を抑えて安く修理することが可能です。
修理に関してのお問い合わせはこちらからチェック