スマホがウイルスに感染!?感染経路や対処法は?
2025/05/17
突然、「スマホが勝手に動く」「広告が急に流れ出す」「動作が異常に重たい」
といったことが起きた場合はウイルスに感染しているかも…
そんな時は京都アバンティ地下一階、アイプラス京都アバンティ店にご相談ください!
今回ご依頼いただいたのは、Androidスマートフォンでの不具合でした。
お話を詳しく伺うと、メールで送られてきたリンクを開いた際に、
PDFファイルをダウンロードした後から不具合が発生し始めたとのことでした。
状態を確認してみると
・画面が勝手に操作され、まともに操作ができない
・Webページを開いていないのに勝手に広告が流れ出す
・動作が重たい
などの症状が起きていました。
こういったケースは近年増加しており、
PDFファイルやダウンロードを促すアプリを経由してウイルスが侵入することがあります。
一見無害に見えるPDFファイルやアプリも、
悪意あるプログラムが仕込まれていることがあり、
知らないうちに端末が乗っ取られてしまう可能性があるのです。
同じスマートフォンでも、
iPhoneとAndroidではセキュリティの仕組みが大きく異なります。
iPhoneはAppleがアプリの審査を厳しく行っており、
App Store以外からのアプリインストールが原則できません。
そのため、ウイルスやマルウェアが入り込むリスクが非常に低い設計になっています。
一方、Androidは自由度が高く、公式ストア以外の場所からでも
アプリをインストールできるという特徴があります。
この柔軟性は便利でもありますが、
同時に悪意のあるソフトウェアが侵入しやすいというリスクも抱えているのです。
ウイルス感染の主な経路とは?
メールで送られてくるリンクや添付ファイルから感染するケースは非常に多いです。
特に最近では「宅配業者を装った不在通知メール」や「請求書を装ったPDFファイル」など、
信頼しやすい内容を装った詐欺メールが増加しています。
また、以下のような行動が感染リスクを高めることもあります。
・不審なWebサイトからアプリをダウンロード
・SNSやメッセージアプリ内の不明なリンクをタップ
・無料で高機能をうたうアプリをインストール
・広告をブロックするための「偽のアプリ」を導入
これらの経路を経て、気づかないうちにスマホに不正なアプリが入り込み、
勝手に広告を表示させたり、個人情報を抜き取ったり、スマホの操作を妨げるといった被害に繋がります。
もしスマホに異常が見られ、ウイルス感染の疑いがある場合は、
以下の対処を速やかに行いましょう!
・不審なアプリのアンインストール
設定 → アプリ一覧から、見覚えのないアプリや最近追加されたアプリを確認し、削除しましょう。
・セーフモードで起動
一部のAndroidではセーフモードで起動することで、ウイルスの動作を一時的に停止させ、削除がしやすくなります。
・セキュリティアプリでスキャン
信頼できるウイルス対策アプリ(例:ノートン、カスペルスキーなど)でスキャンを行い、感染しているファイルやアプリを検出・削除します。
・Googleアカウントのパスワード変更
万が一情報が抜き取られている可能性に備えて、アカウントのパスワードも変更しておきましょう。
どうしても症状が改善しない場合は、スマートフォンを初期化(工場出荷状態)
することでウイルスを完全に除去できます。
ただし、事前のバックアップを忘れないようにしましょう!
こちらのサイト様もぜひご参考下さい!
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