【下京区JR京都駅エリア】Surface(Pro/Laptop/Goシリーズ)即日修理
2025/12/20
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意外と多いSurfaceの基盤故障
MicroSurfaceはスタイリッシュなデザインと、高い性能で人気の高いPC端末です。
ですが、近年基盤故障のご相談が増えてきています。
基盤とは、CPUやメモリ、電源制御ICなど端末の中枢部品が集約された重要な部分です。
ここに不具合が起こると電源が入らない・充電ができない・画面が映らないといった致命的な症状につながります。

PCはスマートフォンに比べると使用期間が長く、さらに定期的なメンテナンスを行わずに使い続けられることが多いため、その影響を強く受けます。
PC内部の基板には多数の電子部品やはんだ接点が使われていますが、長年の使用によって熱の発生と冷却を繰り返すことで、少しずつ劣化が進行します。
特にCPUや電源周りは常に高温になりやすく、基板の歪みやはんだ割れが起こりやすい部分です。
これが積み重なることで、突然電源が入らなくなる、動作が不安定になるといった症状につながります。
また、PCはスマホのように短期間で買い替えられることが少なく、5年〜7年以上同じ端末を使い続けるケースも珍しくありません。
その間に内部にはホコリが溜まり、冷却性能が低下します。冷却不足は常に高温状態を作り出し、結果として基板や周辺ICに大きな負担をかけてしまいます。
さらに、多くのPCは使用中に内部清掃やグリスの塗り替えなどのメンテナンスを一切行わないまま使われがちです。
また、バッテリーが劣化すると正常に冷却や処理に負荷がかかってしまいます。
この「メンテナンス不足」が経年劣化を加速させ、基板故障のリスクを高めます。
PCの基板故障は突然起きるように見えて、実際には長年の使用によるダメージの蓄積が原因であることがほとんどです。
具体的な基盤故障の症状
PCにおける基盤故障はある日突然起こるように感じますが、実際には経年劣化や熱ダメージが少しずつ蓄積した結果として症状が現れます。
特にサーフェスは薄型端末で基盤への負担が大きく、症状が分かりやすく現れるのが特徴です。
ここでは基盤故障でよく見られる2つの症状をご紹介します。
画像引用:https://www.microsoft.com/ja-jp/store/b/buy-surface-pro
電源ボタンを押してもまったく反応がない、充電ランプが点灯しない、ファン音もしないといった状態は、基板故障の中でも重度の症状です。
充電器やバッテリーに問題がないにもかかわらず起動しない場合、電源ICや基板上の回路が正常に機能していない基盤故障の可能性が考えられます。
この症状は、長年の使用による経年劣化に加え、内部に溜まったホコリによる熱こもり、電圧
の不安定化などが原因で発生します。
また、水分の侵入や過去の落下衝撃によって基板の一部が破損し、電気が全体に行き渡らなくなるケースもあるので注意が必要です。
一度この状態になると自然回復はほぼなく、放置するほど修理難易度が上がるため、早急な点検が必要です。
電源を入れるとメーカーのロゴまでは表示されるものの、そこから先に進まず再起動を繰り返す状態を「ロゴループ」と呼びます。
ソフトウェアの不具合に見えますが、実際には基板の劣化が原因で起こることも非常に多い症状です。
特に長期間使用されたPCでは、熱によるはんだ割れや接点不良が起こりやすく、温度や負荷によって症状が出たり消えたりすることもあります。
そのため初期段階では「たまに起動する」状態が続き、ある日突然まったく使えなくなるケースも少なくありません。
ロゴループを放置すると、基板へのダメージが進行し、最終的には完全起動不良へと移行するリスクがあります。
違和感を感じた時点での早期対応が、データ保護と修理コストを抑える重要なポイントです。
ロゴループとは
ロゴループとは、電源をいれてメーカーのロゴまでは表示されるものの、その先に進まず再起動を繰り返してしまう症状のことです。
この症状になるとホーム画面やロック画面まで、進まないため「起動はしているのに使えない」という厄介な故障です。
Surfaceの基盤修理速報
今回は、Surface Proシリーズの基板修理速報をご紹介します。
ご相談内容は「電源ボタンを押しても起動しない」「充電反応はあるが画面が真っ暗なまま」という症状でした。
充電器やバッテリーを交換しても改善せず、他店では修理不可・本体交換案内となってしまったケースです。
Surfaceは基板修理を行っている専門店が少ないですが、アイプラスでは修理が可能です。
点検を行ったところ、基板上の電源制御回路に不具合が見受けられました。
今回の端末も、長年メンテナンスを行わずに使用されており、内部にはホコリが蓄積しておりファンの回転が妨げられるほど重度でした。
その影響で冷却効率が低下し、基板へ慢性的な熱ダメージが加わっていたことが今回の故障経緯と考えられます。
表面上は大きな破損がなくても、内部では確実にダメージが進行している典型的な例でした。

修理では、基板の詳細な診断を行い、不良箇所の修復と安定動作の確認を行いました。
修理後は無事に電源が入り、起動・動作ともに安定した状態まで復旧。
データもそのままでお返しできたため、お客様にも大変ご安心いただけました。
Surface Proシリーズの基板故障は、突然起こるように見えて実は長年の使用によるダメージの蓄積が原因であることがほとんどです。
電源が入らない、ロゴループになるなどの症状が出た場合は、早めにお持ち込みいただくことがおすすめです。
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