iPhoneのパスコードを忘れたらどうする?「iPhoneは使用できません」からできる解決策を解説
2026/08/23
iPhoneのパスコードを忘れて『iPhoneは使用できません』と表示されたらどうする?
初期化する方法、データを復元できるケース、72時間以内なら以前のパスコードを使える機能、やってはいけない対処法まで詳しく解説します。
iPhoneのパスコードを忘れてしまった……
普段はFace IDやTouch IDでロックを解除しているため、久しぶりにパスコードの入力を求められて思い出せない、というケースは意外と少なくありません。
さらに、間違ったパスコードを何度も入力すると「iPhoneは使用できません」と表示され、操作できなくなってしまいます。
この状態になると
・もうデータは戻らない?
・初期化するしかない?
・修理店に持っていけば解除できる?
と不安になる方も多いでしょう。
結論として、iPhoneの画面ロック用パスコードを完全に忘れてしまった場合、パスコードそのものを解除してデータを残すことは基本的にできません。
ただし、状況によっては初期化を避けられるケースや、初期化後にバックアップからデータを戻せるケースがあります。
この記事では、iPhoneのパスコードを忘れてしまった方に向けて、今から確認できる解決策を順番に解説します。
iPhoneのパスコードを忘れたとき、まず確認したいこと

パスコードを忘れたからといって、いきなり初期化する必要があるとは限りません。
現在のiPhoneには、条件を満たしていればパスコードを変更した直後に、以前使っていたパスコードを利用してアクセスを回復できる機能があります。
iOS 17以降では、パスコードを新しく変更したあと72時間以内であれば、以前使っていたパスコードを利用してロックを解除できる場合があります。
さっきパスコードを変更したけど、新しい番号を忘れてしまったという場合は、まずこの方法を確認してみましょう。
ロック画面で【パスコードをお忘れですか?】などの表示が出ている場合は、画面の案内に従って以前のパスコードを入力できる可能性があります。
この方法が使える場合、iPhoneを初期化せずに新しいパスコードを設定し直せるため、データを消去する必要がありません。
ただし、以前のパスコードも分からない場合や、72時間を超えている場合などは別の方法が必要になります。
パスコードを何度も間違えると【iPhoneは使用できません】と表示されます。
この表示が出た場合でも、iPhone自体が故障したわけではありません。
現在のiOSでは、条件を満たしていればロック画面から「パスコードをお忘れですか?」を選択し、Apple Accountの情報を使ってiPhoneをリセットできる場合があります。
Appleによると、iOS 15.2以降では、事前に「探す」が有効になっていて、Wi-Fiまたはモバイルデータ通信に接続されているなどの条件を満たせば、パソコンを使わずにリセットできる場合があります。
ここで注意したいのが、リセット=パスコードを解除することではないという点です。
リセットを実行するとiPhone本体のデータは消去されます。
ただし、端末問いしては復活するけど、データは全て無くなり購入時に状態になります。
そのため、初期化後にバックアップからデータを戻せるかどうかが非常に重要になります。
【iPhoneは使用できません】から初期化する方法とデータの復元
パスコードを完全に忘れてしまい、以前のパスコードを使ったリセットもできない場合は、iPhoneを消去して再設定する方法が基本となります。
iPhoneの画面に「パスコードをお忘れですか?」という項目が表示されている場合は、そこからリセットできる可能性があります。
Apple Accountとパスワードなど、必要な情報を入力して画面の指示に従うことでiPhoneを消去し、再び設定できる状態に戻します。
この方法はパソコンを必要としないのがメリットです。
ただし、iPhone本体に保存されているデータは消去されます。
また、Apple IDとApple IDパースワードが必要なので、こちらを忘れている場合には初期化不可能となります。
iPhone本体からリセットできない場合は、MacやWindowsパソコンを使ってリカバリーモードに入れ、iPhoneを復元する方法があります。
Apple公式でも、パスコードを忘れてiPhoneにアクセスできない場合は、コンピュータを使ってiPhoneをリセットする方法が案内されています。
必要になるものは、
・MacまたはWindowsパソコン
・iPhoneを接続するケーブル
・インターネット環境
などです。
リカバリーモードから【復元】を行うと、iPhoneは初期化されます。
つまり、パソコンを使ったからといって「パスコードだけ解除してデータを残す」ということはできません。
【Appleの公式情報はこちらから:https://support.apple.com/ja-jp/118430?iphone-authentication-type=iphone-with-face-id】
ここは誤解されやすいポイントです。
iPhone本体のデータは消去されますが、バックアップがあればデータを戻せる可能性があります。
Appleでは、完全に消去したiPhoneでも、iCloudやコンピュータに保存されているバックアップからデータや設定を復元できると案内しています。
例えば、以前からiCloudバックアップを利用していた場合、初期化後のセットアップ中に「iCloudバックアップから」を選択して復元できます。
また、以前MacやWindowsパソコンにiPhoneをバックアップしていた場合は、そのバックアップから復元できる可能性があります。
そのため、パスコードを忘れた=すべてのデータを完全に失うとは限りません。
パスコードを忘れた時にやっては行けないこと
パスコードを忘れた状態では、焦って行動するとかえって状況を悪化させることがあります。
ここでは、初期化する前に知っておきたい注意点を紹介します。
「もしかしたらこれだったかも」と思って何度もパスコードを入力するのはおすすめできません。
入力を繰り返すことで、iPhoneが使用できない状態になり、さらに待ち時間が発生することがあります。
また、【データを消去】が有効になっている場合には、一定回数パスコードを間違えることでデータが消去される設定もあります。
思い当たるパスコードが複数ある場合でも、闇雲に入力するのではなく、一度立ち止まって確認しましょう。
スマホ修理店に相談すれば、画面割れやバッテリー故障などの物理的なトラブルには対応できます。
しかし、忘れてしまった画面ロックのパスコードを、修理によって解除してデータを残すことは基本的にできません。
これはiPhoneのセキュリティに関係する部分だからです。
一方で、初期化後のデータ復元方法について相談したり、iPhone本体の別の故障を修理したりすることは可能です。
【ポイント】Apple Accountのパスワードも確認しておく
iPhoneのパスコードとApple Accountのパスワードは別物です。
パスコードを忘れた場合にiPhoneをリセットできても、その後の初期設定でApple Accountの情報を求められることがあります。
そのため、初期化する前に、
・Apple Accountのメールアドレスや電話番号
・Apple Accountのパスワード
・iCloudを利用しているか
・iCloudバックアップがあるか
・MacやWindowsにバックアップしたことがあるか
を確認しておくと安心です。
Apple公式でも、iCloudやコンピュータへのバックアップを事前に作成しておくことが、端末の交換・紛失・故障などに備える方法として案内されています。