京都市上京区上天神町 より iPhone14画面ブラックアウト修理
2024/02/18
先日、iPhone14の画面修理のご依頼を頂きました!!
落としたりなどの心当たりもないのに急に画面が真っ暗になって使用不可になってしまったそうです。
このような現象はブラックアウトと呼ばれ、水没したiPhoneや何らかの原因によって基盤が故障したiPhoneで見られます。
今回のiPhoneを分解してみたところ、内部で水没跡が見られました。また、部品を一つ一つ確認したところ、画面以外にもバッテリーが水に濡れて使えなくなっていました。そもそも、バッテリーが故障していなかったとしても、水没したiPhoneで同じバッテリーを使用し続けることは非常に危険なことであるため、水没した端末に関しては必ずバッテリー交換を推奨しております。
画面とバッテリーなど、二箇所同時の修理の場合、二箇所目の修理料金が20%オフになります!! 水没などの症状でなくてもバッテリーは定期的な交換が推奨されている消耗品になります。画面修理などの際はぜひお得にバッテリー交換もご検討くださいませ!!
今回のお客様は、画面修理とバッテリー交換で即日修理させていただきました!!
お時間は1時間ほどのお預かりで修理が完了しました。アイプラスなら予約不要で即日修理が可能ですので、急な故障でもお急ぎの方でも安心してご来店いただけます!!
ネットからのご予約も可能ですので、ご予定がお決まりの方はご活用ください!!
iPhoneが水没してしまう理由は、ユーザーの使い方によって様々です。しかし、水に落とした心当たりがないという場合は、ほぼ確実と言って良いほど風呂場での使用が原因になります。
iPhoneには、水の浸入を防ぐ耐水テープというものが備わっています。画面とフレームを圧着する役割と耐水の役割を両方担っており、これがないと画面を固定することはできても、水がかかった程度で内部に水が侵入してしまいます。
そしてこの耐水テープは、通常の冷水や淡水に対しては効果を発揮するのですが、温水や湿気、熱、海水などに対しては効力がかなり低下します。
我々修理業者も、iPhoneを分解する際はこの耐水テープが温まり弱まるようにヒートガンを使用します。つまり、風呂場の熱や湿気は、知らぬうちに耐水テープを弱め、iPhone自体の耐水性を軟弱にしてしまっている可能性が非常に高いのです。
そのタイミングでiPhone内部に湿気がたまり、その後iPhoneが冷えることで水滴ができます。その水滴がバッテリーや画面、基盤などを壊してしまうというわけです。
というわけで、風呂場での使用は非常にiPhoneにとって過酷な環境であるといえます。iPhoneのCMを見ても、雨や冷たい飲み物に濡れても大丈夫という描写しかありません。くれぐれも生活防水ということを忘れず、iPhoneを使用するように心がけてみてください。また、どうしても風呂場で使用する場合は、防水スマホを購入するか、あるいは完全防水のケースを購入することをお勧めいたします。しかし、防水ケースも湿気や水は防げますが、熱は防げませんのでご注意ください。
iPhoneを防水スマホであると勘違いされている方が非常に多いため、Apple公式から耐水性に関する記載を引用します。↓↓↓
iPhone 15 ProとiPhone 15 Pro Maxは防沫性能、耐水性能、防塵性能を備えており、実験室の管理された条件下でのテストにより、IEC規格60529にもとづくIP68等級に適合しています(最大水深6メートルで最大30分間)。防沫性能、耐水性能、防塵性能は永続的に維持されるものではなく、通常の使用によって耐性が低下する可能性があります。iPhoneが濡れている場合は充電しないでください。クリーニングと乾燥の方法についてはユーザガイドをご覧ください。液体による損傷は保証の対象になりません。
(引用:https://support.apple.com/kb/SP903?locale=ja_JP)
このように、最新のiPhone15ProにおいてもiPhoneが防水端末であるという記載はどこにもありません。IP68というかなり高い数値の耐水性ですが、これは新品のiPhoneを使用し綺麗な冷水の中という環境で実験をした結果になります。また、記載のある通り使用するにつれて耐水性は低下していきます。
このように、iPhoneを使用する上で熱や湿気には十分注意して使用していただきたく思います。もし、風呂場で使用した経験があるなどの場合は、耐水性が著しく低下している可能性があります。
アイプラスでは耐水テープの貼り替えも可能ですので、お気軽にお申し付けくださいませ。耐水テープを貼り替えることで、iPhoneの耐水性を復活させることができます。