京都府京都市北区大宮中林町 より iPhoneXドックコネクター修理のご依頼
2024/03/16
先日、iPhone Xの充電の挿し口が緩くなって抑えながら出ないと充電できなくなってしまったということでドックコネクターの修理のご依頼を頂きました!
充電口のlightningケーブルの挿し口を含むパーツのことをドックコネクターと呼びます。ドックコネクターには、マイクも同時に繋がっているため、ドックコネクターの故障はマイクも使用不可になることがあるため、かなり厄介な症状になります。
今回のお客様は充電口の経年劣化のため故障ではありませんでしたが、充電できないというのも急を要する不便な症状ですので、カチッと挿さるようにお時間45分ほどで新しいものに交換させていただきました!
iPhoneX/8以降はワイヤレス充電に対応していますから、可能な時はそちらを使うことでドックコネクターの劣化を遅らせることが出来るかもしれません。ワイヤレス充電は優先よりも少し遅いですし、充電しながらの端末操作がしにくいのであまり使う気にならないという方も多いかとお思いますが、最近のワイヤレス充電は速度がかなり早いものも出てきています。また、Apple純正のMagSafeであれば、最大15Wで給電可能ですし、iPhone12以降のモデルでは強力なマグネットでiPhoneの背面の正確な位置にくっついてくれる仕様なので、ワイヤレス充電しながらの操作が可能です。また、その磁力がとても強力なので、Appleから販売されているBelkinのスタンドを使用すればiPhoneを宙に浮かせて固定することも可能です!
ドックコネクターが故障しても充電ができなくなるだけだとお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、ドックコネクターは意外と様々なところで使用しているんです。
・リンゴループの可能性
まず、ドックコネクターはリンゴループの原因としてメジャーであることを忘れてはいけません。ドックコネクターが故障すると、iPhoneの起動に支障が出てリンゴループに陥る可能性があるんです。リンゴループはホーム画面にすらたどり着かないなどのケースの場合、iPhoneが完全に使用不可になってしまうので、かなり不便です。もちろんドックコネクターを交換し起動すれば元に戻ってくれます。
・マイク機能
先述したように、ドックコネクターにはiPhone下部のマイク機能が備わっております。そのため、ドックコネクターが破損すると言わずもがなマイクも使用不可になってしまいます。iPhoneにはアウトカメラ横にもマイクがありますから、動画などの撮影においてステレオマイクがモノマイクになってしまう以外に変化はありませんが、通話をする際は下部のマイクを使用しますから、スピーカー機能を使用しないと自分の声が相手に届かなくなってしまいます。
・pcとの同期
この時代に使用している方は少ないかとは思いますが、有線でPCと接続し曲や写真などのデータのやり取りをしている場合は、ドックコネクターの故障によってもちろん不可能になります。
・電波弱くなる??
iPhoneの比較的古い機種であるiPhone7やiPhone8では、ドックコネクターにiPhone下部のアンテナ線からの信号を基盤に送り届けるケーブルが通っています。アンテナ線はiPhone上部にもありますから、すべての信号が遮断されるわけではありませんので4Gが使用不可になることはありませんが、下半分のアンテナ線がただの飾りになってしまいますので、電波が弱くなる可能性はあります。
・CarPlay
iPhoneには、車と有線で接続し、車載のモニターでiPhoneのナビ機能やミュージック機能を使用できるCarPlayという機能が存在します。有線接続ですので当然ドックコネクターが使えないと使用できない機能になります。
・バイブレーション機能停止の可能性(機種による)
iPhoneのモデルによりますが、バイブレーション機能(Haptic Engine)がドックコネクターを介して基盤と接続されているものがあります。そのモデルでは、ドックコネクターの故障でHaptic Engineと基盤との接続が失われてしまいますので、バイブレーションが使えなくなってしまいます。さらに、iPhone7/8/SE2/SE3では、ホームボタンの感触再現にHaptic Engineが使用されていますから、Haptic Engineが使えないとホームボタンを押した時の感覚がなくなってしまいます。
このように、ドックコネクターは我々が意識しないところで幅広く使用されています。もしなにか不具合があれば、ぜひ一度ご相談くださいませ。
当店は基本予約不要ですが、ネットからのご予約やお問い合わせも受け付けております!
お日にちおきまりの方はぜひご活用くださいませ!
故障と言っても、今回のお客様の場合は完全な経年劣化ですので、差込口の削れのみで本体に不具合などはありませんでした。そのような場合ももちろんドックコネクターの交換は必要ですし、当店で即日対応させていただきます。
ここでは、劣化ではなく文字通り”故障”してしまう原因について解説します。
ドックコネクターが故障する原因は、最もメジャーなものに水没があります。ドックコネクターは画面下部のスピーカーや充電口の穴に最も近いパーツですので、水没するとすれば、ドックコネクターは付近からであるケースが殆どなんです。
次に多い原因として、単純に”破損”というものがあります。ドックコネクターは、iPhoneの背面プレートに接着剤によってしっかりと固定されています。そのため、iPhoneが背面われを起こした際に、衝撃で破損したりちぎれてしまったりといった場合もかなり多いです。
上記二つが同時に起こることもあります。背面割れから侵入した水によってドックコネクターが故障するケースです。それが原因でリンゴループを起こしている端末が当店に持ち込まれたことは非常に多いです。背面割れも画面割れも、水没やリンゴループ、その他故障を引き起こす可能性のある症状になりますので、お早めの修理を推奨いたします。
アイプラスなら、画面割れも背面割れも即日で対応可能です!!お困りの方は、お気軽にお電話やご来店、お待ちいたしております!!