中京区相生町より iPadりんごループ(りんごループどこが壊れているかの見分け方!)
2024/06/23
中京区相生町 より
iPad基板故障が原因で
りんごループになってしまった iPad修理を行いました。
基板とはiPadのメインになる
人間で言うと「脳」の部分になります。
主な役割としては
①データの保存を行っている
②様々な制御を行っている
③各パーツに指示している
基板の詳細はこちら
https://www.pulax.co.jp/column/1.html#:~:text=・プリント基板の役割,活用するケースもあります%E3%80%82
基板を電気を通して様々な制御を行っているので
非常に繊細です。
衝撃・水没等で壊れてしまうことがあり
特に水には要注意です。
今回は基板が原因で
りんごループという症状になり
使用が不可能な状態でお持ち込みいただきました。
電源をつけた時に出てくる
りんごマークから動かなくなってしまう症状です。
りんごマークがループする
=略して「りんごループ」というわけです。
また、この画面からホーム画面に進むことは
ないので操作もすることができません。
原因は1つではなく
①パーツの故障
②基板の故障
③ストレージ容量・iCloud容量が重複しいっぱいになる
④IOS更新中に
⑤IOS(ソフトウェアのバグ)
が原因になり、確実な断定は目視では難しく
作業を行わないとわかりません。
あくまでも、1つの説ですが
りんごマークの表示時間が
関係していると言われています。
①りんごマークの点滅が早い→パーツや基板故障
②りんごマークの点滅が遅い→ソフトウェア・ストレージ容量の重複
りんごマークの点滅の速度がどの箇所が壊れているか
断定できると言われています。
ただ、大まかな断定なので詳しくは修理し
分解してからの判断になります。
*よくあるりんごループの故障事例*
◉水没によるFace ID故障
顔認証機能が
搭載されているモデル対象で
耳に当てた時に電話の音が聞こえる部分に
(画面上のアミアミ部分)
FaceIDのパーツもあります。
そこから水分が混入し、FaceIDが故障が原因で起こる。
◉データ容量の重複
内部のストレージ容量や
iCloudのストレージ容量がいっぱいの状態で
通知が出ていて、データの整理を行わずに
使用を続けることにより起こります。
今回は落としたことがきっかけで
りんごループが起こってしまったということです。
データ容量も問題なく使用されていたということです。
りんごマークの点滅の頻度も高かったので
まず店頭でパーツの故障がないか見ましたが
問題なしその場合基板故障が疑われます。
そこで基板修理を実施した結果
CPUが故障していて移設作業を行い
データそのままでお客様のお手元にお返ししました。
基板修理の詳細はこちら
https://iphone-plus-kyoto.com/repair_data/