iPhone関連情報 iPhone修理のアイプラス

本来なら、本日10/11は「スポーツの日」だったようですが、アイプラス京都アバンティ店は平常通り営業しております。

画面のガラス割れ、液晶漏れ、バッテリー交換、ドックコネクタ（ケーブル差込口）の不調・破損、上下スピーカーの不調・破損、前後カメラの不調・破損、各種ボタンの不調・破損、水没からの復旧作業、データの復旧作業、起動不良の改善、OS更新・復元作業、ガラスコーティングなど、iPhoneでお困りのことがございましたら、是非当店にお任せください。

最短１５分から、即日修理、その日のうちにお返し可能です。iPadやAndroid端末の修理も承っております。

イヤホン/ヘッドホン、スマホケース、画面保護フィルム、各種ケーブルなどのアタッチメントも取り揃えております。iPhone13シリーズのクリアケースもございます。

iPhoneの修理費用一覧はこちら

★ 店 舗 ア ク セ ス ★

アイプラス 京都アバンティ店
〒601-8003　京都府京都市南区東九条西山王町31　京都アバンティB1F
営業時間 10時〜21時（最終受付は20時、定休日なし）
TEL 075-748-8757

※お問い合わせは、お電話（10:00～20:00）又はメール（24時間受付）からどうぞ。

※水没修理など、一部修理におきましては、お見積りにお時間を頂戴することや、ご来店が必要な場合もございます。ご了承ください。

※一部修理の対象外としている機種もございますので、一度ご相談いただければ幸いです。

さて、今回はバッテリー交換の修理事例をご紹介しますが、同時に「何故リチウムイオン電池が劣化するのか」についてもお話ししようと思います。

前提として、今回は「劣化」を「バッテリーの最大容量（≒使用寿命）の減少」と定義しましょう。

最大の敵ともいえるのが「熱（≒高温）」です。

「スマホを充電したまま使用するのはよくない」というのは、皆さんもご存知でしょう。その理由のひとつもコレです。

リチウムイオン電池は、そもそも充電時にある程度熱を発します。そこに使用（≒放電）に伴う発熱が重なるため、より高温になります。端末が熱くなる、という心当たりのある方も多いのではないでしょうか。

当然、バッテリーには大きなダメージが。安全装置が組み込まれているものもありますが、出番が無いのが一番でしょう。

ちなみに「スマホをすぐ充電する」のは、実はそんなに悪いことではありません。

リチウムイオン電池にはメモリー効果（浅い充電（55％から充電、など）を繰り返すことで、見かけの容量が減る現象）がないからです。しかし、あまりにもやりすぎて満充電状態が続くと、先述の通り熱を帯び、それが劣化を早めることにも繋がります。この特性を過信せず、推奨された頻度で充電することをオススメします。

また、充電行為そのものも劣化の原因です。

詳しく話すと少し長くなってしまうので、簡潔にまとめると「電池を構成する物質同士が反応することで、パフォーマンスを阻害する物質が生まれ、それが蓄積することで劣化していく」といった感じです。

かといって充電が無くなるまで使い切り、そこから100％まで充電する、という使い方もよくありません。

殆どの電池は、過放電（≒充電が切れる）や満充電に弱いからです。

携帯ショップで携帯電話を購入し、電源を入れたときに中途半端な充電残量になっているのは、その方がリチウムイオン電池の長期保存に際して具合が良いからです。サービス精神が無いわけではありませんよ。当店でバッテリーを交換して頂いた場合も同様です。ご安心いただければと思います。

以上を踏まえた上で、先日お越しいただいたお客様のiPhone7をご覧ください。

65％。新品の2/3ほどの容量になっています。

分解した限りでは修理歴が見られなかったため、恐らく発売時から一度も交換していなかった、と考えられます。

作業は15分で完了。ちなみに、バッテリーの劣化程度は修理内容にほぼ関係ありません。

50％だろうと10％だろうと、劣化は劣化です。きちんと交換すれば100％になります。修理代金も変わりません。

今回ご来店いただいたお客様の端末も、画像の通り100％になりました。ご利用ありがとうございました。

いかがでしょうか。

バッテリーについて、少しでも知識を得ていただければ、

そして、交換の際は当店をご利用いただけますと幸いです。

皆様のご来店を、心よりお待ちしております。

～以下、おまけ～

バッテリーの劣化は、人間と同じように考えることも出来る、と思います。

人々は自身の寿命が分かりませんし、知りようもありません。ヒト以外の多くの生物も同じでしょう。

しかし、「『ヒト』の寿命は○○年、と決まっており、それを頂上に旗を立てた砂山の形に置き換えてみる。砂山は様々な外的要因（生活習慣、ストレスetc.）により、ゆっくりと削られていく。一生をかけて削られ続け、いつかは耐えられなくなり旗が倒れる。その旗が倒れた時こそが、当人の寿命である」という考え方もできないでしょうか？少し哲学的ですが…

※ここでいう「寿命」に事故や病気等による死は含まれません。老衰と考えていただければ。

この「ヒトの寿命」を「バッテリーの寿命」に置き換えてみましょう。

バッテリーに対する「外的要因」は、色々考えられます。「充電したまま端末を使用」「過充電」「落下や水没による衝撃」などなど…

これにより、先述した「砂山」は削られていきます。そして旗が倒れた時、iPhoneの電源はプツンと落ち、二度と入らなくなるのです。

拙文を長々と申し訳ありません。

イメージしづらい、という方は、実際に公園などで砂山を造ってみてください。

それでは。